投資家の4つの資質
・イタリアの経済学者のパレートという人がおり

その人が「80:20の法則」というものを出しました。意味は「世の中のすべてのもの・ことは80%の多数派と、20%の少数派に分けられる」という意味です。この法則によると、例えば、世界のお金も20%の人が裕福な生活を送っており、80%の人が貧しい生活を送っている事となります。 トレードの世界にも同じことが言えます。儲けを出している人は全体の20%に過ぎず、残りの80%の人たちは損をしているのです。その80%の人たちは相場の本質を理解しないままに頻繁に取引を繰り返しています。そして着実に損失を生み出しています。頻繁に、闇雲に売買を繰り返すという行為の多くは無鉄砲な欲や、博打をしたいという感情から来るものです。これをコントロールしていくのも訓練の一つです。
勝つための本質的なところは、非常に単純な事にあります。つまり「利益が出る確率が高いときにだけ売買する」という事です。損をする確率よりも、利益を出す確率のほうが高いときにだけ売買していれば、利益を出していけるのは当然の事です。 その時の相場に応じて最も美味しい部分に投資をするのが、もっとも確実に利益になる事であり、美味しい部分の見極めさえできればもっと気楽にトレードできるはずです。そのようにすれば精神面にも余裕が出てより正確な判断が出来るようにもなり、利益を上げられる確率はいっそう高くなります。
80%に属する負ける人の特徴は、損失が大きく利益が小さい事です
・投資における大原則である「損小利大の原則」とは
全く逆行するトレードを行っているのです。なぜ「損大利小」になってしまうのかというと、「ポジションを以って価格が上昇したらすぐに利益を拡大したくなる事」と「含み損が出たときに損切りに、なかなか踏み切れない」ことによります。これもメンタルが原因です。 単純に感覚的な問題として捉えても、利益確定は好きな事であり、損失確定は嫌な事です。人間の心理は、当然好きな事を好み、嫌な事を嫌います。そして、人間は好きなことは早くしたいと思い、嫌いな事は先送りしたいと本能的に思うようにできているため、その本能のままにトレードしていると「損大利小」となってしまうのです。 しかし本能を理性で押さえつける事ができるのが、万物の霊長たる人間の特徴です。目的達成のために邪魔な本能は理性で押さえ込むようにしなければなりません。
また、投資家には4タイプの資質があるとされますが、中でも最も利益を生むのが難しい人は、自己責任で取引が出来ない人であるとされます。このタイプの人は利益が出たならば自分の才能と思って力を過信し、損失を出したときには自分以外のなにかのせいにして省みることなく、同じ失敗を繰り返すのです。 投資は全て自己責任の下に行われなければなりません。アナリストの言葉や有名投資家の言葉を聞いて取引をして損失を生んだとしても、結局はそれらの言葉を過信した自分の責任なのです。

■投資戦略の失敗例(要約)= FXを行ううえでは、必ず投資戦略が必要です。しかし儲ける為にせっかく立てた投資戦略も、それが失敗に繋がったのでは何の意味もありません。ここでは投資戦略の失敗例を紹介します。 まずは短期取引をしているときに、短期のトレンドしか考慮しないという事です。短期のトレンドには必ず中長期のトレンドが影響していますから、これを無視する事は失敗に繋がります。 次に、短期取引と中長期取引を混同することです。短期取引と中長期取引の違いを明確にしてか無ければ、それぞれの手法が混在するということに繋がりかねません。失敗の原因です。 中長期投資において、スワップ金利を支払わなければならないポジションを持つというのも失敗に繋がります。 最後に両建ての戦略性の無さを紹介します。

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