【勝率８０％以上のFX講座】余剰資金で取引してみよう　FX中級者向け

・投資を行う際の大原則は、余剰資金で行うということです。

余剰資金というのは、簡単に言えばそのお金が丸々なくなってしまっても生活に支障をきたさない、余っているお金の事です。 余剰資金ではないお金で投資をしたらどうなるでしょうか。 まず、単純な話ですが、負けたときには生活に困窮する事になります。そして、そうなる確率が高いのです。なぜならば、絶対に負けられないお金で取引をすることによって精神的余裕が無くなり、正しい判断が出来ず、取引に悪影響が出るからです。 使ってはいけないお金の例は、借りたお金、目的が決まっているお金、近い将来使う可能性があるお金です。それらのお金では負けられない気持ちが強く現れ、冷静さを欠き、負ける可能性が高くなります。FXは精神的にも資金的にも余裕のある状態で始めるべきです。

しかし、余裕資金で始めたにも関らず、精神的な余裕を失う事もあります。それは、自分の許容以上のポジションを、過剰なレバレッジによって持ったときです。レバレッジは自分の許容範囲内でかけるというのが鉄則です。 また、損切りできずに含み損の状態になる事もなんとしても避けなければなりません。そのポジションが危険であることはもちろんのことながら、人間の心理は含み損状態になると、感情的にはリスク許容度が上がってくる傾向にあるからです。損失を取り替えそうと必死になる人にもその傾向があります。

損失は取り返せたならばそれに越した事はありませんが、取り返そう取り返そうと躍起にならないことです。「損失分を取り返すまではやめない！」などと、本来は資産を増やすために始めたはずのFXが、いつの間にか原資を取り戻す事が目的となっていることもあるのです。そのような精神状態では、もはや冷静さを保っているとはいえません。状況が悪くなるのは目に見えています。 もしもの時には、一度FXから撤退するのも一つの手です。暫く休んで再開すると、正気を取り戻した状態で始められる為、却ってコツをつかめたという人も大勢いるのです。