【勝率８０％以上のFX講座】現在の相場を注視する　FX上級者向け

相場が動く時間にトレードする

・株式市場は取引時間が限定されているのに対し

FXは24時間取引する事が可能であり、このことはFXのメリットの一つとして挙げられます。たしかにメリットとなる部分もありますが、実はそのメリットと同じくらいに大きなデメリットもあるという事を知っておきましょう。ここでは、24時間取引が可能であることのデメリットを考えて行く事とします。人間は24時間起き続けることは出来ません。必ず睡眠が必要です。24時間に渡って相場を見続ける事は肉体的にも精神的にも無理というものです。そして、レバレッジをかけた取引ではリスク管理が重要であり、それをしなければたった1回のミスで大きな損失を招く事になりかねないのです。

これが24時間取引ができる事のデメリットをなしています。つまり、相場を見る事ができない時間帯に急変動する事があるということです。これを解消する為には、ストップロス注文を必ず出しておく事が重要です。また、効率よく利益を上げて行く事で時間を限定してトレードを行うということも重要となります。効率のいい時間に取引を行って行く事が大切ですが、効率のいい時間とはいつでしょうか。それは言うまでも無く、市場の動きが活発な時間帯です。市場の動きが少なく、値動きも小さいならば効率よく利益を上げて行く事は出来ません。為替相場が最も動く時間は、日本時間で言えば夕方～夜中にかけてです。17～27時くらいまで、その中でも特に20～25時くらいの時間帯で大きな動きがあります。

この時間帯は

・ロンドン市場の開いている時間とNY市場の開いている時間が

しばし相場の様子を観察する為に、少しだけ買ってみることを言います。このときの底値というのは大底（最も安値のポイント）である必要はありません。目先の相場において底値であると判断したポイントであり、打診買いの後にそれ以上の値下がりを見せる事も予測したうえであればこそ、少しだけ買ってポジションを持つのです。打診買いの”少し買う”ということの意味は何なのかといえば、それは相場を真に注視するためです。人間の心理から考えて、ポジションを全く持たずにチャートを眺めるのと、少しでもポジションを持ってチャートを見ているのとでは、施穏健さが全く違います。

打診買いをすることで相場をしっかりと負って行く事が可能となり、そのタイミングが上昇トレンドの表れなどのチャンスであったとき、チャンスを逃さずにトレードすることが出来るようになります。また、打診買いをしているということは買いの戦略が初めっているということであり、相場が上昇したときには次にどのタイミングで買うかを考えているという事です。そのため、ピンポイントで底値を狙っていくよりも慎重にポジションを構築する事が可能となり、同時に相場をしっかりと見ようになるので大底を狙う事もできるようになります。打診売りは、打診買いの逆であると考えてください。

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■相場の季節性（要約）＝相場は季節性を持っており、季節によって特徴のある動きをします。そのため、年間を通じての季節性を知っておくと、トレードを有利に運ぶ事ができます。イベントがあったときには相場の動きがあります。イベントとは、企業の動きでは本決算、中間決算、四半期決算などがあります。そのほかには地域ごとに休みがあります。日本では正月休み、ゴールデンウィークがあり、欧米ではイースター休暇、長い夏休みシーズン、感謝祭、クリスマスなどがあります。前者は相場を動かす要因になり、休みがあるときには相場は閑散とします。しかし、一部地域が休みの間に他の地域が相場を動かしにかかってくる事もあるため、油断はできません。それでは1月から12月まで見ていきましょう。

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