テクニカル分析を学ぼう(2)
・Wトップ、Wボトム

相場が上昇を続け、2つの山を作った後に下落するパターンをWトップ、逆に相場が下降を続け、2つの谷をつけた後に上昇するパターンをWボトムといいます。 紙と鉛筆を用意して下さい。テクニカル分析を学ぶ為には、そのチャートの動きを実際に紙に書いて理解するほうが分りやすいです。
・Wトップ= 通常の値動きを続けていたチャートが抵抗線を突き抜けて急上昇しました。急上昇を続け、一定の位置で一旦値下がりに転じます。ここに一つの山が出来ましたね。そしてやや値下がりした後また値上がりに転じます。ここに谷が一つ出来ました。このとき、谷の底に当たるところから横軸に平行に線を引き、これをネックラインと呼びます。そして1つ目山と同じような地点でまた跳ね返されて値下がりに転じると、2つ目の山が出来ます。そして値下がりを続けて、ネックラインをこえればWトップの完成です。このときにはネックラインが新たな抵抗線になるため、戻り売りをするのが定石です。
・Wボトム= 通常の値動きを続けていたチャートが、支持線を突き抜けて急降下していったとき、やがてどこかの地点で一旦急降下を止めて上昇に転じます。ここに谷が一つ出来上がります。そしてやや値上がりをした後に再び値下がりに転じると、底には一つの山が出来上がります。このとき、山の頂上から横軸に平行に線を引き、これをネックラインとします。再び値下がりをして1つ目の谷の底と余り変わらないところで跳ね返されて値上がりに転じ、値上がりがネックラインを超えたとき、Wボトムが完成します。Wボトムが完成するとネックラインは支持線に変わる為、ここで押し目買いをするのが定石です。 WトップまたはWボトムが確認できたときにはネックライン付近で押し目買い、戻し売りをするのが定石と覚えておきましょう。
ヘッド&ショルダー
・ヘッド&ショルダーというパターンがあり
これはトリプルトップまたはトリプルボトムとも呼ばれます。これは名前を見て分った人も居ると思いますが、WトップとWボトムの進化版といえるものです。
・トリプルトップ= Wトップに山がもうひとつ追加される形となり、3個目の山を作った後の値下がりでネックラインを越えたときには、Wトップよりも強い値下がりを見せる事となるので、出来るだけネックラインに近い地点で売ることが重要です。
・トリプルボトム= Wボトムに谷がもう一つ追加される形となり、3個目の谷を作った後の値上がりでネックラインを超えたときには、Wボトムよりも強い値上がりが発生します。このときには出来るだけネックラインに近い地点で買い、利益を伸ばしましょう。 ちなみにヘッド&ショルダーとは、トリプルトップの形を見たときに、その形が左肩、頭、右肩に見える事からつけられた名前です。日本では三尊天井(脇侍、阿弥陀如来、脇侍)ともいわれ、その場合にはトリプルボトムのことを逆三尊といいます。 Wボトム・Wトップが出てくるときにはすでにチャートを注視しているでしょうが、もしこのときヘッド&ショルダーに転じたならばチャンスと思いましょう。

■テクニカル分析を学ぼう(3)(要約)= 非常に強い上昇トレンドや下降トレンドがあり、これが天井あるいは大底を突いたとき、それからどの程度値上がり・値下がりするのかというのは、だれもが気になる事でしょう。そんなときにはフィボナッチリトレースメントを利用しましょう。このテクニカル分析を用いる事で、そのトレンドの強さからどの程度の反転の度合いとなるかを推測する事ができます。このようなテクニカル指標を知れば、テクニカル分析のすごさを実感せざるを得ないでしょう。 次はテクニカル分析の基本であり最重要な移動平均線についても学びましょう。お堂平均線を使うことによって、トレンドを探るのに非常に役に立ちます。ちなみに、ムービングアベレージという単語に遭遇したならば、それは移動平均線のことです。

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