テクニカル分析を学ぼう(1)
・持線と抵抗線

支持線はサポートラインとも呼ばれ、抵抗線はレジスタンスラインとも呼ばれます。単純にサポート、レジスタンスと称される事もあります。サポートラインとレジスタンスラインの節目を意識して取引をすることがFXの基本となります。 それでは支持線と抵抗線の意味を理解しておきましょう。チャートを見ると、チャートというのは波打っているのが分ると思います。
・支持線= チャートの中の安値となっている部分に横軸と平行に線を引きます。これが支持線です。この支持線を境として、値下がりしてきたチャートがまた値上がりに転じ、再び値下がりしてきたけれどもまた支持線に転じるという動きを見る事ができると思います。文字通り、支持線が安値をそれ以上進まないように支えているかのように成っているのです。 もし安値が支持線を突き抜けたならば、安値の勢いは増してチャートは急降下を描きます。これは支持線を越えた事から、投資家達が一気に売り始めるためです。
・抵抗線= チャートの中の高値となっている部分に横軸と平行に線を引きます。これが抵抗線です。この抵抗線を境として、値上がりしてきたチャートがまた値下がりへと押し返され、再び値上がりしてきたけれどもまた抵抗線に押し返されるという動きを見る事ができると思います。文字通り、抵抗線が高値をそれ以上進まないように跳ね返しているかのように成っているのです。 もし高値が抵抗線を突き抜けたときには、高値の勢いは増してチャートは急上昇を描きます。これは抵抗線を越えた事で、投資家が一気に買い始めるからです。 覚えておくべきことは、レートが支持線を突き抜けたときには支持線はそれ以降のチャートでは抵抗線になり、抵抗線を突き抜けたときには抵抗線はそれ以降のチャートの支持線に変わるという事です。
保ち合いパターン
・上記の例では、例えば抵抗線を作る際に高値同士を結んだところ
横軸にほぼ平行になったチャートでした。しかしチャートの中には、高値を結んでいくと抵抗線が右下がりになり、安値を結んでいくと支持線が右上がりになるような形になることも多いものです。「チャートが不規則に動いているな」と思ったときにはまずこれを試してみて下さい。案外こういった抵抗線と支持線が得られるかもしれません。このときのチャートの動きを「保ち合い」といいます。 そして抵抗線が右下がりであり、支持線が右上がりということは、高値と安値を結んだトレンドラインが時間と共に収束していき、三角形を描く事となります。この場合、収束点(抵抗線と支持線の交点)に近づいたときには注意が必要です。三角形の先ですぼまり、収まりきれなくなった値動きは抵抗線か支持線を突き抜けなければならなくなります。抵抗線を突き抜けたときには急上昇を描き、支持線を突き抜けたときには急降下を描くというのは学んだとおりです。 保ち合いのトレンドが合われたときには、収束点でどう動くか注意しましょう。

■テクニカル分析を学ぼう(2)(要約)= テクニカル分析の第二歩として学ぶべきチャートの形は、WボトムとWトップです。これはその名の通り、相場の値動きが「W」の形になる事をWボトムといい、「M」の形になる事をWトップといいます。Wボトムが出たときには値上がりの兆しと捉えることができ、Wトップが出たときには値下がりの兆しとして捉えることができます。ネックライン付近での押し目買い、戻し売りのタイミングを逃さないようにしましょう。 そして、Wボトムの谷やWトップの山がもう一つずつ増えたときには、トリプルボトム、トリプルトップという形になり、ヘッド&ショルダーとも呼ばれます。これはWボトムやWトップの発展系で、より強い底入れのサインなので、この時には大きく儲けるチャンスとなる事も多いです。

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