取引スタイルを決める(1)
・FXにおいては自分の取引スタイルを決めるのが大切です。

FXにはポジションの保有期間が明確に定められているわけではなく、その期間を決めるのは投資家自身です。自分のライフスタイルに合わせた取引スタイルを確立する必要があります。 取引スタイルを決める際にポイントとなるのは、自分が取引できる時間帯、取引にかけられる資金、相場の知識などです。それらを総合的に見て、どのとる引きスタイルが適しているかを判断します。 FXのトレード方法には、短期売買と中長期売買に分けられます。
これらをさらに細かく分類すると、短期売買はスキャルピングとデイトレードであり、中長期売買はスイングトレードとポジショントレードとなります。 最も短いのはスキャルピングであり、これは数秒~数分で決済を行います。デイトレードは数分~1日のうちに決済を行います。スイングトレードは中期売買であり、1日~数週間に渡って取引をし、ポジショントレードは長期売買で数週間~数年にわたって取引を行います。スキャルピング、デイトレード、スイングトレードではおもに為替差益によって儲けを出し、ポジショントレードは為替差益とスワップ金利によって儲けます。
FXは24時間取引できるとは言え
・24時間に渡ってトレードを続ける事は不可能です。
プロの専業トレーダーでこそ時間を決めてトレードしているのですから、副業としてFXをしている人ならばなおさらです。効果的にトレードしていくためには、為替が活発に動く時間帯にトレードするのが最もよい方法です。特に、スキャルピングやデイトレードを取引スタイルとするならば、相場が活発化したタイミングで市場に参加する必要があります。 市場ごとに取引が活発化する時間帯は、東京市場が9~11時、ロンドン市場が16~18時、ニューヨーク市場が22~24時となります。この時間帯には、それぞれの市場が開かれる前後2時間くらいであり、経済指標の発表などを通して活発化します。経済指標の発表も、この時間帯に行われることが多くなります。
その中でも特に値動きが活発化する時間帯があり、それは日本時間の22:30~24:00にあたります。この時間帯は、ニューヨーク市場とロンドン市場が重なる時間帯であり、通常よりも取引量が多くなり、値動きも活発化します。 特に、午前中には多くの経済指標が発表されるため、指標の発表後に米系のファンドが活発に取引をし、相場が大きく動き出すので、ポジションを持っているならばこの時間を心して迎えなければなりません。 世界の基軸通貨は米ドルであり、米ドルが為替市場の中心的通貨です。そのため、米国経済指標は特に注意して見守る必要があります。それが利益を出す為の大きなチャンスとなる事も多いのです。経済指標には様々なものがあり、それぞれが市場に与える影響も大小様々ですから、できるだけ多くの経済指標を正しく捉え、的確にトレードに生かしてくことのできる力は大きな武器になります。

■取引スタイルを決める(2)(要約)= 取引スタイルを確立するときには、自分のライフスタイルにあったトレードをしましょう。サラリーマンにはサラリーマンのライフスタイルが、主婦には主婦のライフスタイルがあるでしょう。自分のライフスタイルの中で自由に使うことが出来る時間帯を割り出し、さらにその中で相場が活発化する時間帯を選んで効率的にトレードするのがコツです。 トレードのスタイルには午前中に決着してしまうパターン、午後に仕込みをするパターン、フルタイムでトレードするパターンがあります。自分のライフスタイルに合わせたパターンを使うことで、無理なく効率よくトレードすることが大切です。そのためには、市場が活発化する時間と閑散とする時間帯を把握してスタイルを確立して行く事が重要となります。

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