スキャルピングトレード(2)
・スキャルピングを行うタイミングは

取引が活発に行われ、取引が活発となる時間帯です。微妙な値動きから利益を積み重ねていく手法である為、値動きが頻繁にあり、取引のタイミングが多くなくては話にならないのです。 スキャルピングに向いている時間帯は、
1、日本時間の9時~11時頃
2、日本時間の16時~18時頃(夏時間ならば15時~17時頃)
3、日本時間の22時~24時頃(夏時間ならば21時~23時頃)
となります。1の時間帯は東京市場の動きが活発な時間帯であり、2はヨーロッパ市場の動きが活発な時間帯であり、3はニューヨーク市場の動きが活発な時間帯です。この時間帯は値動きが大きく、スキャルピングには最も適した時間帯です。ただし、余りにも激しい値動きがあったときにはスプレッドが広がったり、予想とは逆の値動きをしたときに大きな損失を被る事となります。スキャルピングは数pipsという小さな値動きで儲けていく為、スプレッドの広がりは大敵であり、また高いレバレッジをかけて取引する為、マイナスの値動きも大敵です。初心者は比較的穏やかな値動きで、予測のつきやすい東京市場かヨーロッパ市場で練習を積むのがお勧めです。 米国経済指標の中でも最も影響力の強い雇用統計などは非常に大きな値動きを見せる事が多いため、初心者のうちはただ傍観して読みの練習を積むのがいいでしょう。
また、スキャルピングには一定以上の値動きが必要であり
・なおかつスプレッドが狭い必要があるという観点から
通貨ペアの選び方が見えてきます。この条件を満たす通貨ペアにはユーロ/ドル、ポンド/ドル、ドル/円があります。 しかしそのときの相場の状況によって変動に大小の差異がでるため、自分が最も扱いやすいと思える通貨ペアを選ぶ事が大切になります。 スキャルピングにはテクニカル分析を用います。瞬時に取引を行うスキャルピングでは、国際情勢の変化などによる急激な相場の変化に遭遇する事が少ない為、ファンダメンタルズは考えなくても行えます。大切なのはテクニカル分析です。 用いるチャートは1分足がおすすめです。1分足のチャートにボリンジャーバンドを合わせてタイミングをはかる方法が最も使いやすい方法となります。
ボリンジャーバンドを簡単に説明すると、移動平均線に価格の変動率と標準偏差を盛り込んだテクニカル指標です。移動平均線を中心線とし、それを上下に2本ずつの線で挟んだ計5本の線で構成されています。 中心線より上の線で、中心線に近い線を「1σ」、遠い線を「2σ」と呼び、中心線より下の線で、中心線に近い線を「-1σ」、遠い線を「-2σ」と呼びます。 中心線には基本的に小刻みな動きはなく、上昇しているところから横這いになると、その後は多くの場合下落トレンドに移行するという特徴があります。逆に下落トレンドが続いたあとに底を打ったときには、その後は上昇トレンドに転じる可能性が高くなります。 売買のタイミングは、ボリンジャーバンドの移動平均線が下向きであれば売りから入り、上向きであれば買いから入るというのがタイミングです。

■スキャルピングトレード(3)(要約)= スキャルピングで稼いでいく為には、ボリンジャーバンドを使いこなすことが大切です。ボリンジャーバンドを使いこなす為には、売りから入る場合、買いから入る場合、価格が上下を繰り返している場合、バンドウォークが現れたときのトレード方法を正しく知る必要が有ります。特にバンドウォークは利益を生みやすい典型的なサインですから、ぜひとも見逃さないようにしたいものです。 同時に、スキャルピングの注意点も把握しておきましょう。最も多い敗因は1分足しか見ずにトレードをすることです。また、確実にトレンドどおりに動いて行く事や、予測と違う値動きが現れたならば、即座に損切りをする瞬発力なども必要となります。その他、スキャルピングに適している取引ツールも紹介します。

トレードを行うタイミングについてご紹介します。タイミングに根拠あり。詳細はこちら
FXの他にも色々な投資方法があるけれど、どれが一番いいの?詳細はこちら
FXでは様々な通貨を扱っており、売買が可能。どんな通貨があるの?詳細はこちら
始める前にリスクについてきちんと理解しておく。詳細はこちら
初心者さん向け。具体的な注文の仕方について。詳細はこちら
どのくらいの資金を準備しておけば良いのか?。詳細はこちら
万が一の場合についてもしっかり考えておく。詳細はこちら
FXで勝っていくためには、勝つための方法ではなく、負ける方法を学ぶ事です。負けるパターンは決まっています。リスク回避をしよう。詳細はこちら
FX会社の提供するアナリストのコメントを鵜呑みにしないことがポイントです。周りの意見に左右されると自分のルールのブレが出ます。詳細はこちら
株式投資でも先物でも、投資と名のつくものに必ず儲かる方法などは存在しない。いかにリスクを減らせるかを身に付ければおのずと利益は出ます。詳細はこちら
FXはパソコンで行うため、自分以外のトレーダーの存在が実感しにくいものです。多くの人とかかわっています。世界を相手にしている事を忘れないようにしよう。詳細はこちら
バーチャルトレードは架空のお金で取引をするため、本腰を入れて学びにくい。緊張感がないといい加減な取引になりやすくなります。詳細はこちら
取引手数料として掛かるスプレッドの狭さをよく比べて、会社を選ぶことは大切な事です。多くのFX会社がありますが、特徴は全然違います。詳細はこちら