投資戦略の失敗例
・短期取引をしていると気付く事ですが

短期取引をしている場合でも中長期のトレンドの影響を受けます。そのため、いくらスキャルピングをしているからといって1分足だけを見ていればそれで十分という事は無く、1時間足や日足もみながらトレードする必要があるのです。 そうすることで、中長期のトレンドが上昇しているときには、短期のチャートでも上昇トレンドのときにしか取引をしないという考え方をすることも出来ます。また、短期で下落トレンドが出ており、中長期で上昇トレンドが出ている場合には早めの手仕舞いを意識する事もできます。
このことは、短期取引をしながらも中長期を”意識する”ということであり、短期と中長期を混同することではありません。短期投資と中長期投資が頭の中で明確に区別されていなければ、損失を招く原因になりかねません。例えばレバレッジが高いにもかかわらずストップロスの幅を広くしてしまい、大きな損失を招いたという具合です。 短期取引と中長期取引の違いを明確にしておきましょう。短期取引のスタンスは「利益の幅は小さく、レバレッジは高めに、ストップロスは狭く」というものであり、中長期取引のスタンスは「利益の幅は大きく、レバレッジは低く、ストップロスは広く」というものです。
ストップロスに関しては
・買いの時にはストップロスを入れるにもかかわらず
売りの時にはストップロスを入れないという人がいますが、これはいけません。売買両方でストップロスは入れて起きましょう。ストップロスの位置は、買いの場合には支持線の下と考えましょう。 また、中長期投資を行う際にはスワップ金利にも注意したいものです。長きに渡って保有するわけですから、確かに金利を受け取る事ができるならば嬉しい事です。しかし毎日スワップ金利を支払うポジションを持ってしまえば、大きな足かせとなります。金利を支払うポジションは絶対にさけましょう。例えば豪ドル/円を売るポジションなどが、毎日スワップを支払うポジションに当たります。
両建ては戦略の無いポジションとして考え、使わないことをお勧めします。両建てとは、たとえばドル/円を100円で買いポジションを持っているとします。これが良そうに反して値下がりを下場合、99円で追加で売りポジションを持つことで、上下どちらに動いても利益にも損失にもならないようにする方法です。つまり、買いのポジションを持つと同時に売りのポジションを同じ量だけ持っている状態となります。ここでさらに値下がりをして底を打ったときに売りのポジションをはずし、一旦上昇して天井を打ち、再度下落を開始したら買いのポジションをはずすという手法です。 しかしこれは誤りです。正しい戦略ははじめに予測と反対に動いたときに損切りをしておくことこそ重要であり、両建ては戦略的に失格といえます。このような戦略の無いポジションを持つことは失敗に繋がります。

■売買の基本(要約)= 売買の基本方法には「順張り」と「逆張り」のふたつに分けられます。順張りとはトレンドが現れたのを見て順方向にポジションを持ち、利益を出す方法です。逆張りとは、トレンドの反転を予測して事前に売買することで利益を出していく方法です。 やってはならないのはナンピン買いであり、これは下げ局面で値下がりに伴って複数回の買いを繰り返す方法です。この方法は損失を生む確率が極めて高いものです。 売買の応用は途転売りと途転買いです。この方法は買いの方向と売りの方向を同時にとるという方法であり、きちんと相場観が養われた中上級者になって初めて使うことが出来る売買方法です。 売買という行為はトレードに欠かせないものです。ぜひしっかりと抑えておきましょう。

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