FXでポイント(2)
・アナリストの言葉を鵜呑みにしない

FX会社に口座を開設すると、その会社の提供する様々なサービスを受けることが出来ます。例えば豊富なニュースや、テクニカル分析の情報、チャート、自動注文機能など、口座を開設したならば、快適な取引環境が手に入るのです。特殊な情報商材を勝ったり、ソフトを購入したり、セミナーに参加したりせずとも、FX会社のサービスだけでFXは十分に行えます。これらはFX会社によってサービスに差異があるため、自分に適したサービスや機能を探す事は大切ですが、それぞれが非常に工夫を凝らしており、FXに勝つための武器としては十分なものです。
それらのサービスの中にはアナリストのレポートがあります。各FX会社ではそれぞれ著名なアナリストを抱えており、アナリストのコメントを紹介する事を会社の売りのひとつとしているのです。これは非常に参考になる反面、初心者は特にそうですが、鵜呑みにしてしまう危険性を持っています。 FX初心者はまだ勝つコツなど知っているわけもなく、むしろ右も左も分らない状況です。だからこそ、アナリストのコメントを鵜呑みにしがちなのです。しかし、アナリストも預言者ではありません。コメントが100%的中する事などありえないのです。
アナリストはよく、「こうなれば上昇し、こうなれば下落する」という言い方をしますが、それを読んだ本人がどう受け取るかが大事です。その考えを全面的に支持するならば、アナリストの意見と同様の売買をすればいいですし、じぶんでは 違うと思うならば従う必要など無いのです。結局は、アナリストがなんと言おうと、後はコメントを読んだ本人の受け取り方次第ということです。 アナリストの言葉より自分の判断を優先するべきであるということを覚えておきましょう。
本から必勝法をえることはできない
・書店のFX関連書籍のコーナーをみると
「1日30分で毎月30万円稼ぐFX必勝法」とか「FXで10万円を1000万円にした私の方法」などというタイトルの本を見つける事ができます。 FXにそれなりに取り組んだ事のある人ならば、このような本に魅力を感じることはあまりないでしょう。投資の世界に「必勝法」などというものはないと知っているからです。しかし、FXを始めたいなと思っている人や初心者などは、そういったタイトルの本に魅力を感じるようです。実際に、魅力を感じ他人がそれらの本を買うことがなければ、そのような本は書店に並ぶ事はないでしょう。
結論はすでに述べましたが、必勝法の本を読んで簡単に儲かるほど、FXの世界は甘いものではありません。なぜならば、その本に書かれている必勝法というものは、あくまでその本の著者にとっての必勝法に過ぎないため、置かれている環境も、性格も、自己資金の額も全く違う他人が、同じ方法を用いて「必勝」出来るわけがないのです。 それに、相場は1秒後ごとに刻々と変化し、相場の方向性は絶え間なく変わっています。つまり、その本が書かれたときには必勝法でありえた手法が、今の相場にそのまま当てはまる事は考えにくいのです。 いつの時代のどのチャートにあった方法かも分らない必勝法の本を読むくらいならば、FXの基礎知識を十分に理解する為の本を読み、それを応用していくほうが、自分にとってはるかに有益な情報となります。

■FXのポイント(3)(要約)= FXだけに関らず、株式投資でも先物でも、およそ投資と名のつくものには必ず儲かる方法などは存在しません。テクニカル分析をして「チャートがこう動いたから今後は必ず上昇する」と考えていても実際にはそうならなかったり、ファンダメンタルズ分析で「こういう経済指標がでたから、今後は必ず値上がりする」と考えても実際にはそうならなかったりするのです。相場の世界には”必ず”は存在しないので、凝り固まった考えは禁物です。 また、FXは必ず余剰資金を以って、自由な時間を使って取り組むようにしましょう。精神的にも資金的にも焦らずに楽しく取り組んで、長く続ける事がFXで成功するコツなのです。じっくりと時間をかけて、楽しんで取り組むようにしましょう。

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