通貨ペアについて知ろう
・世界には多くの国々があり、それだけに多くの通貨があります。

FXは2種類の通貨(通貨ペア)の交換レートの値動きに対して投資できる金融商品のことをいいます。実際にFXで扱う事のできるが以下は実に多彩で、円、アメリカドル、ユーロ、ポンド、フラン、カナダドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、など他にもたくさんの通貨があります。 FXではあらかじめ準備した証拠金を担保として取引を行います。証拠金はもちろん「円」で入れることと思いますが、円を介さない通貨ペアでのトレードも可能です。そして、通貨ペアは通貨の組み合わせの数だけ存在します。例えば代表的な通貨である「円」と「ドル」と「ユーロ」の3種類の通貨を組み合わせると、「ユーロ/円」、「ドル/円」、「ユーロ/ドル」の3種類の通過ペアが出来ます。
実際に取引をする際に使うのは、アメリカ、イギリス、日本、ユーロ、スイスを基本として、カナダ、オーストラリアの通過がメジャーなものであり、それらで十分といえます。そして、世界はアメリカを中心として回っており、ドルは基軸通貨です。世界経済を見れば、アメリカ以外の国にも成長している国はあるのですが、まだまだアメリカ中心です。このため、FXにおいてもやはりアメリカ中心であり、米ドルを中心として考えると色々な事が見えてくることが多いものです。 これらメジャーな通貨以外を見ると、トルコ、ニュージーランド、南アフリカといったマイナーな国の通貨があります。これらはマイナー通貨と呼ばれ、金利が高いのがうまみです。しかし高金利にも勝るデメリットを持っており、それは経済規模が小さい為、経済が不安定である事です。暴落の可能性をはらんでおり、しかもこれらの国のニュースや情報は入ってきにくい為、値動きの予想もしにくいのです。手を出さないほうが無難といえるでしょう。
通貨ペアは非常に豊富であり
・すべの組み合わせを数えると約170通りにもなりますが
実際に利用するのはメジャー通貨なので、通貨ペアはもっと少なくなります。マイナー通貨になればなるほど情報量は少なく、値動きの幅は大きい為、取引のリスクが多すぎるのです。暴騰によって大きく稼げる可能性もありますが、暴落によって大きく損をすることも十分にありえます。 FXをはじめるときには、最初はメジャー通貨のみで取引をするのがお勧めです。中でもなじみのある円、ドル、ユーロ、ポンド当たりの組み合わせから入るのがいいでしょう。これらの通貨はまず情報量が多い為、値動きの予想がしやすく、スプレッド(取引コストとなる買値と売値の差)もマイナー通貨に比べて狭くなっています。そして、メジャー通貨で取引をすることによって、為替相場全体の勉強になる事でしょう。
ここでいくつか用語を覚えておきましょう。ドルを用いた通貨ペア、例えば「ユーロ/ドル」、「ドル/スイス」、「ドル/円」などのことを「ドルストレート」と呼びます。そして、円を用いた通過ペア、例えば「ユーロ/円」、「ポンド/円」などのことを「クロス円」と呼びます。 また、資源の豊富な国という事にちなんで、「豪(オーストラリア)ドル」、「NZ(ニュージーランド)ドル」、「カナダドル」などは「資源国通貨」と呼ばれる事もあります。

■NZドルの特徴(要約)= ニュージーランドドルはニュージーランドの通貨であり、豪ドルとともにオセアニア市場を構成する通貨です。先進国通貨のなかでも金利水準が高い事が特徴です。スワップ金利を目的とした長期投資を好む投資家の間で人気の通貨となっています。しかし経済活動はおおきなものではなく、先進国通過の中でも流動性がちいさく、さらにスプレッドも広い為短期売買には向いていません。 ニュージーランドの経済は最大の貿易相手国がオーストラリアである事や、観光立国であるニュージーランドの観光客の4割がオーストラリアからであることなどによって、豪ドルとの連動性が強いです。そのため、ニュージーランドドルを運用するときには、豪ドルの動きも参考にするといいでしょう。

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