【勝率８０％以上のFX講座】リスクを回避する方法　FX中級者向け

リスクを回避する方法

・FXで勝ち残る為には、「損小利大の原則」を守ることが鉄則です。

「損小」ということを考えるにあたって、避けては通れないのは「リスク管理」を完璧にすることです。リスク管理には2種類あります。一つはリスク回避であり、もう一つはリスク限定です。リスク回避とは、大きな変動を目の前にしたとき、その流れに乗ることはリスクが大きすぎると判断したならば、それを回避、つまり初めから乗っからないことです。これはこれで一つの戦略であり、大きな変動であれば何でもかんでも乗ればいいというものではありません。

大きな変動に直面したとき、その相場に挑むと判断したならば、リスク限定の処置を行うことが重要になります。リスク限定の方法は、ストップロスの設定、ポジション量の再考、レバレッジの調整です。1回の取引で許容できるリスクを計算した上で、損切りポイント、ポジション量、レバレッジを決めることで万が一失敗した場合に被るリスクを限定しておくのです。投資の世界ではリスク管理が出来ない人は、絶対に生き残って行く事は出来ません。相場では勝つこともあれば負けることもあるのが前提ですから、負けたとしてもとにかく生き残る事が大切なのです。生き残りさえすればまた勝負を仕掛けることが出来ます。リスク管理は相場に挑む為の必須条件といえます。

FXの世界で生き抜くためには

・自分の資産をマネジメントする能力を養う必要があります。

具体的には、1回のトレードで許容できる損失はいくらなのか、一度ミスをした場合には、何回勝つことで取り戻していけるのかなどを割り出す能力です。 FXに限らず投資の世界では、リスクを負わなければ利益を獲得しに行く事は出来ません。負ける可能性は常に付きまとっているわけで、そのときにリスクを如何に回避、限定するかということが大切なのです。適切にリスク管理をすることで、損失の拡大を防ぐ事ができます。

一般的に、投資とは相場がどのように動くかを予想するものだと思われています。しかし実際には、自分の資産をしっかりと管理して増やしていくことが投資なのです。リスク管理の観点から見たとき、初心者がリスク管理をできていない最も顕著な例は、損失が出たときに「戻るまでまとう」という気持ちから損切りができない事です。この心理は最初は誰にでも起きるもので、これに克つためには自分で決めたルールを忠実に守るほかありません。

そうでなければ損失の拡大を招き、「損小利大」の「損小」の原則に反する事となり、到底勝ち残っていくことはできません。損失の出ているポジションをそのままにしておいて、新たなポジションを建てようとすれば、ポジションを持ちすぎるという弊害も起きます。ひとつのポジションが損切りできなかったために、投資全体の足手まといとなっているようであれば、破綻は目に見えています。損切りを単なる負けと思わないようにしましょう。損切りは次にまた勝ちに行く為の余力を残しておく為に、最小限の損失に抑える事であり、勝利のための退却なのです。

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