【勝率８０％以上のFX講座】海外の季節要因　FX初心者向け

海外の季節要因

・日本にも季節要因があるように、当然海外にも季節要因があります。

それらを把握しておくことで、世界の動きがつかみやすくなります。日本と海外の季節要因を比べるとき、2つのポイントに注目しましょう。すなわち、一つは企業の決算時期の違い、そして各国の休日の違いです。日本では4月に新年度が始まり、翌年3月に年度終わりを迎えます。これに愛して欧米では、12月を決算とし、1月から12月を一年としています。さらに、日本が半期決算であるのと違い、欧米ではほとんどの企業が四半期決算を採用しています。このため、日本では企業が決算に向けて為替取引をする機会は年に2回であるのに対し、欧米ではこれが4回に増えます。

機関投資家は決算に向かってポジションを縮小する事が多いため、相場も決算前の時期にはそれまでの流れと反対の動きをすることがあります。具体的に言うならば、四半期決算の時期は3月、6月、9月、12月の上旬から中旬にかけての時期となります。この中でも、年度末決算にあたる12月は最も重要な時期となります。逆に期の始まりである1月、2月、7月、10月は新しいポジションが積極的に作られます。1月は年度の初めとして特にこの動きが顕著であり、日本人がお正月休みを満喫している間に、海外では大きく相場が動きます。一般企業はどうかというと、最近の米国では企業の海外進出が著しく、このような企業は年度末になると稼いだ利益を本国へと送金します。このため、12月になると米国の企業が世界中の国で稼いだ利益をドルに交換して送金することで、ドル買いが急増し、ドル高の要因となります。

次に休日を見てみましょう。

・米国における最も重要な休みは

11月後半の感謝祭と12月後半のクリスマスとなります。米国でニューイヤーが祝われるのは1月1日だけであり、それ以降は通常のウィークデーとなります。お正月休みは日本だけの文化と考えてください。感謝祭直前やクリスマス直前には、ポジションを収縮する動きが起こります。特に12月は外資系ディーラーが長期休暇に入る為、市場の動きは鈍くなります。多くの投資家はこのときまでにポジションの整理をしようとするため。12月の上旬は要注意です。1年のうちのポジション調整の時期は、11月中旬と12月初旬にありと覚えておきましょう。

そして、1年のうちで相場に大きな動きが現れやすいのは12月～2月の間といえます。その理由は、上述の通り12月初旬までにはポジション整理が行われて市場が閑散とすることにあります。閑散期にゆっくりとトレンドが出来上がり、1月に入ると再び取引が始まり、一気にブレイクするのです。その後１、2ヶ月に渡ってこのブレイクが続きます。このほか、欧州では春先にイースター祭として数日間の休みがあります。この間にはアメリカ人もあまり取引をしたがらないため、相場は静かになります。また、中国系の国々では旧正月が非常に重んじられるため、シンガポールや香港の市場は休みに入ります。そのため、東京の市場も静かになる問う事を覚えておきましょう。

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■資源国通貨の特徴（要約）＝資源国通貨とは、天然資源を豊富に有する国の通貨のことであり、カナダ、ノルウェー、オーストラリアの通過などがそれに当たります。カナダドルはカナダの通貨です、カナダは広大な国土に天然ガス、石炭、原油などの資源のほか、鉱物資源も豊富です。経済的にはアメリカに依存する傾向があるため、カナダドルでトレードをするならば米ドルの動向を参考にする必要があります。　ノルウェークローネはノルウェーの通貨です。ノルウェーは北海油田から豊富な原油資源を有しています。経済は常に安定しており、非常に裕福な国です。ただしマイナー通貨であるためスプレッドが広く、ノルウェークローネをトレードするのであれば短期投資は適しておらず、長期投資に向いています。

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